宇都宮地方気象台は25日午前６時４分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では26日夜遅くまで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。また25日夜遅くまで落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。

◇最新の防災情報・気象警報

　気象台によると、台風２号から変わった熱帯低気圧が、26日朝までに関東地方の沿岸に進む見込み。それに伴い、県内は暖かく湿った空気が流れ込み、25日夜遅くにかけ大気の状態が不安定になるという。

　県内では、25日昼前から26日未明にかけてと、26日夕方から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。

　予想される１時間降水量は、いずれも多い所で25日は北部、南部とも40ミリ、26日は北部、南部とも30ミリ。

　予想される24時間降水量は、いずれも多いところで26日午前6時までに北部、南部とも100ミリ。27日午前６時までに北部、南部とも60ミリ。