宇都宮地方気象台は24日午後4時59分、「大雨に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では25日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。
気象台によると、台風2号は25日未明までに伊豆諸島の南で熱帯低気圧に変わり、26日はじめにかけて関東地方まで北上する見込み。それに伴い、県内は暖かく湿った空気が流れ込み、25日夜遅くにかけ大気の状態が不安定になるという。
県内では24日夜のはじめ頃までと、25日昼過ぎから夜遅くにかけ、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。26日も大雨となる恐れがあるという。
24、25日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも30ミリ。24日午後6時~25日午後6時に予想される24時間降水量は、北部、南部とも多い所で80ミリ。25日午後6時~26日午後6時に予想される24時間降水量は、北部、南部とも多い所で60ミリ。