2024年度に県内で新たに着工された住宅戸数は23年度比321戸(3・4%)減の9185戸で、過去50年間で最少を更新したことが15日までに、県のまとめで分かった。2年連続で1万戸を下回り、特に分譲の新築が落ち込んだ。

 統計のカテゴリーは、注文住宅などを指す「持ち家」、賃貸住宅の「貸家」、社宅や官舎を意味する「給与」、建て売りなどを含む「分譲」に分けられる。