バスケットボールりそなBリーグの年間表彰式「Bリーグアワードショー2024~25」は30日、東京都内で行われ、宇都宮ブレックスのD.J・ニュービルが2年連続でレギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。2度目の受賞は史上初。チャンピオンシップMVPとの同時受賞もリーグ初の快挙となった。

年間優勝表彰を贈られたブレックスの選手たち=30日午後6時15分、東京都渋谷区、森田大地撮影
年間優勝表彰を贈られたブレックスの選手たち=30日午後6時15分、東京都渋谷区、森田大地撮影

 またB1のベスト5にはニュービルのほか、比江島慎(ひえじままこと)が2年連続4度目の選出。比江島は2年連続でベスト3P成功率賞にも輝いた。最優秀ヘッドコーチ賞にはジーコ・コロネル監督代行と2月に亡くなったケビン・ブラスウェル監督が初選出された。

 ブレックスはB1年間優勝クラブとしても表彰され、全15選手が登壇。田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「非常にうれしく思う」と喜びを語った。

異例の同時受賞、会場からは万雷の拍手

 歩んだ軌跡が形となって残った。30日、都内で行われたバスケットボールりそなBリーグの年間表彰式「Bリーグアワードショー2024~25」。年間最優秀ヘッドコーチ賞に宇都宮ブレックスからジーコ・コロネル監督代行、そして2月にこの世を去った、ケビン・ブラスウェル監督が選出され、異例の同時受賞となった。