次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸事業を巡り、宇都宮市は9日、市議会議員説明会で概算事業費が700億円程度に上ることを明らかにした。労務資材費の上昇や車両価格の高騰と導入台数の増加、取得用地の拡大などを加味して再試算し、400億円程度としていたこれまでの概算事業規模の約1・8倍となった。平日1日当たりの需要予測は東西合わせて3万2千人程度とし、東側の平日の利用者数約1万7千~9千人の約1・8倍を見込んだ。
西端の停留場となる県教育会館(宇都宮市駒生1丁目)付近に車両を待機させる留置施設の整備案も同日、下野新聞の取材で分かった。同施設は佐藤栄一(さとうえいいち)市長が昨年11月の市長選で公約に掲げていた。
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