装置を開発した蓮田教授(中央)と研究室の学生

 【宇都宮】帝京大理工学部の蓮田裕一(はすだゆういち)教授(66)の研究室が開発した装置「雨が降るから、傘持って行ってね」が、「第19回技術教育創造の世界(大学生版)発明・工夫コンテスト」(日本産業技術教育学会主催)の発明工夫部門で最高賞の学会長賞を受賞した。天気予報で数時間後に雨が降る可能性があった場合、外出時に傘を持参するよう勧めてくれるシステム。蓮田教授は「天気予報の未確認による外出時の傘忘れを防げる」と話している。