第10回全国小学生フェンシング選手権大会が2月23、24日、静岡県沼津市で行われ、女子フルーレ5、6年で栃木スポーツネットの前田夏芽(まえだなつめ)(間々田東)が日本一に輝いた。県勢の優勝は2023年9月に宇都宮市で行われた第9回大会で同エペを制した石崎結衣(いしざきゆい)に続き2人目。
前田は、ラウンド1(予選プール)を4戦全勝で通過すると、ラウンド2(決勝トーナメント)で4回戦まで快勝。準々決勝、準決勝は逆転勝ちを収めた。決勝では終盤に追い付かれたが、最後は「1本勝負」で優勝を決めた。
大会は昨年8月31日、9月1日に予定されていたが、台風の影響で中止となっていた。
土壇場で生きた苦い経験
懸けていた最終学年での夏の全国選手権。台風の影響によるものとはいえ、ピークを合わせていただけに、中止決定に栃木スポーツネットの前田夏芽(まえだなつめ)(間々田東)は大泣きした。だが昨年12月に届いた再開催の一報。その瞬間、昨年夏以上の闘志が湧き上がった。
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