3周年を迎えた「だっぱラジオ」

 【那須】黒田原在住の有志が動画で配信している地元密着型インターネットラジオ「だっぱラジオ」が23日、2015年11月の初回放送から3周年を迎えた。ラジオは毎月約4千回視聴される人気で、パーソナリティーを担当する町移住定住支援コーディネーターの木下愛貴(きのしたあいき)さん(30)は「地域の方に支えられて放送を続けられた。これからも愛されるラジオになれるよう頑張りたい」と手応えを感じている。

 だっぱラジオはインターネットの動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」で週5日配信している。19~64歳のパーソナリティー11人が曜日ごとに番組を担当。内容は地元のイベント情報のほか、町内の釣りスポットの紹介、インスタント食品の食べ比べなど多岐にわたる。町民の日常をありのまま放送する点が魅力だ。

 15年8月に町地域おこし協力隊に就任した木下さんが、住民と定期的に情報交換する場をつくろうと11月に開設。住民らと協力して黒田原の空き店舗を改装し、FMラジオを放送した。

 その後視聴者を増やすためインターネットの動画配信に変更。「ゆるさ」や「視聴者との距離の近さ」が人気となり、現在視聴数は月間約4千回を数える。

 県外のファンが多いのも特徴だ。23日、寺子丙の放送室に訪れた群馬県太田市東長岡町、会社員木村盛義(きむらもりよし)さん(24)は「放送内容が自由で面白い。これからも放送を楽しみにしています」と笑顔。関東圏のほか、新潟、和歌山など遠方から直接放送を聴きに来る人や、ラジオで紹介した地元の名所へ遊びに行った報告をするファンもいるという。

 今後の活動について木下さんは「質を向上させるため、リスナーの声を取り入れた番組作りにも取り組みたい」と意気込んでいる。