県立美術館と図書館、文書館の3施設を宇都宮市の県体育館跡地に新築移転し「文化と知」の創造拠点とする整備構想を巡り、県は29日までに、整備・運営の事業手法として、民間資金活用による社会資本整備(PFI)を採用する方針を固めた。他県の事例調査などを踏まえ、判断したとみられる。2025年度から具体的な計画作りに入る予定。25年度当初予算案には、PFIに関して助言を求めるコンサルティング会社への業務委託費など9100万円を盛り込む。