栃木県は4日、県内全域のインフルエンザ患者数(11月24~30日)が1医療機関当たり58.83人となったと発表した。前週の74.47人からは減少したが、全地区で警報レベルにあるとして注意を呼びかけている。

 県の公表資料を基に、下野新聞社はインフルエンザの患者報告数を2018-19年以降のシーズン別にグラフでまとめ、毎年の傾向を可視化した。

 栃木県は25年現在、県内の47医療機関でインフルエンザの発生動向を調査している。11月24~30日の週は休診した医療機関があり、46医療機関を対象に調査した。