2025年は参院選のほか、栃木県内6市3町の首長選が行われる。7月に予定される参院選の栃木選挙区(改選数1)では自民党現職が党公認を受け着実に準備を進め、野党は候補者の擁立作業を活発化させている。24年の衆院選では「政治とカネ」の問題で、自民が大敗。衆院に続き参院での与党過半数割れが現実味を帯びれば、衆参ダブル選挙の可能性もある。一方、首長選では多くの現職が出馬を表明、一部市町で対立候補の動きが見られる。

日光市 人口減少や財政争点に

粉川昭一氏(左)、瀬高哲雄氏
現職の粉川昭一(こなかわしょういち)氏(61)は昨年12月の定例市議会一般質問で再選立候補の意向を表明した。市議3期目の瀬高哲雄(せたかてつお)氏(43)も出馬の方針を固めている。市が直面する人口減少や財政を主なテーマに、保守系の現職と新人による激しい選挙戦となりそうだ。
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