県や農業団体などで構成する県農業再生協議会(再生協、会長・熊田欽丈(くまだよしたけ)県農政部長)は24日、主食用米生産の本県の目安となる2025年産作付け参考値(面積)を、前年比13・0%(5792ヘクタール)増の5万444ヘクタールに決めた。コロナ禍後のインバウンド(訪日客)の増加などに伴ってコメの需給が逼迫(ひっぱく)する中、需要に応じた生産を実現するため。参考値が示されるようになった18年産以降、前年を上回るのは初めて。