クリスマスに合わせ、栃木県那須塩原市湯本塩原のスキー場「ハンターマウンテン塩原」で24日、サンタクロースやトナカイ姿の来場客が一斉にゲレンデを滑走するイベントが行われた。

サンタクロース姿などで一斉に滑走する来場客ら=24日午前10時25分、那須塩原市湯本塩原
同イベントを約20年間開催してきた那須町大島のスキー場「マウントジーンズ那須」が閉場したことに伴い、ハンターマウンテン塩原で初開催された。
参加者約100人は雪が降りしきる中、初級者用コースの中腹から一斉にスタート。周囲の人に手を振りながら大きな赤い集団となって白銀のゲレンデをゆっくりと滑走した。
県外から参加した小学5年の女児(11)は「スピードの調整が難しかったが長い距離を滑れて楽しかった」と笑顔。同スキー場営業担当の金沢孝利(かなざわたかとし)さん(58)は「平日開催にもかかわらず多くの参加者がいて良かった。来年以降も継続したい」と話した。