発売前に重版決まる異例のスタート　「地球の歩き方　栃木版」編集責任者ら、完成を知事に報告

拡大する

福田知事（中央）を表敬した「地球の歩き方　栃木」の編集責任者ら＝県庁

　旅行ガイドブック「地球の歩き方」の編集責任者らが５日までに、県庁で福田富一（ふくだとみかず）知事に「栃木版」の完成・出版を報告した。

　栃木版は５１６ページにわたっておすすめスポットやグルメ、歴史文化などを収録し、１０月３日に発売した。由良暁世（ゆらあきよ）編集長は「発売前に重版が決まる異例のスタートになった」と報告。日隈理絵（ひのくまりえ）担当プロデューサーは「県内の方でも知らない所が紹介されており、新しい出会いがあったという声が寄せられている」と反響を紹介した。

　福田知事は「古里栃木を改めて見つめ直す機会になってくれたらうれしい。旅行先を決めかねている人たちにはこれをご覧いただければ、栃木と決めてもらえるはず」と歓迎した。