多選の是非が問われた知事選で、現職の福田富一(ふくだとみかず)氏が新人の針川佐久真(はりかわさくま)氏を大差で退けた。6回目の当選は福田県政20年への評価と言えるが、投票率などを踏まえれば、多選に違和感を抱く県民がいると、改めて受け止めるべきだ。