【那須塩原】那須地域などを舞台にした映画「本を綴(つづ)る」が21日まで、豊浦のフォーラム那須塩原で再上映されている。
小説が書けなくなったベストセラー作家が古書に挟まれた未配達の手紙を見つけ、宛先人に届ける旅に出るロードムービー。同施設では昨年12月に先行上映され好評だったことから、全国公開を経て凱旋(がいせん)上映に至った。
8日に行われた舞台あいさつでは、脚本を担当した千勝一凜(せんしょういちか)さん(44)と篠原哲雄(しのはらてつお)監督(62)が登壇。千勝さんは「書店や図書館に足を運びたくなるような映画。自分と向き合うきっかけになってくれれば」と来場を呼びかけた。
17日までは上映後、出演者らによる舞台あいさつがある。(問)フォーラム那須塩原0287・60・7227。小山市の小山シネマロブレでも21日まで、宇都宮市の宇都宮ヒカリ座では22日~12月5日に上映予定。