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　県は１０日、県内７６の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。９月３０日～１０月６日の１週間に報告された感染者は計３５０人（前週３０４人）で、１医療機関当たりの平均は４・６１人（同４・０５人）となり、６週間ぶりに増加した。

　インフルエンザの感染者数は２週間ぶりに減少し３８人（同４８人）。１医療機関当たりの平均は０・５０人。

　新型コロナでは、６保健所管内別で１医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が６・８６人。県東が６・５０人、安足が４・１８人、県南が４・１２人、宇都宮が４・０６人と続き、最も少ない県西は１・６３人だった。

　年代別では最多の８０代以上が５７人。１０代５５人、４０代４８人、１０歳未満４５人などと続いた。