「歳出の需要は大きく、無駄を省くことには限界がある」。県庁で11日に開かれた定例記者会見で、福田富一(ふくだとみかず)知事は県財政の現状を明かし、続けた。「優良企業を誘致するなどし、税収で(需要を)賄うことが改善策だ」
5期20年にわたり県のかじ取りを担う福田知事は、たびたび「収支均衡予算の編成を目指す」と口にしてきた。2期目の2009年には、財政再生団体転落の危機に直面。バブル崩壊後の経済対策の“借金”や「三位一体の改革」による国庫支出金の目減りが、県財政に重くのしかかった。
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