自民党の茂木敏充(もてぎとしみつ)幹事長(68)が党総裁選への立候補を表明した4日、衆院栃木5区の市民からは「地元から総裁、総理大臣が出てほしい」と、戦後初の栃木県出身首相誕生へ期待の声が上がった。政府や党の要職を歴任し、「能力は抜群」と評される茂木氏のトップリーダーへの初挑戦。自民の本県国会議員や関係者は「オール栃木で応援する」と息巻く。一方、自民党裏金問題への幹事長としての責任や「ポスト岸田」の世論調査結果などから、冷めた見方をする有権者もいた。
「としみっちゃんが出馬を決意したからには総裁、総理になってほしい」。足利市田島町、板橋良枝(いたばしよしえ)さん(69)は、そう希望を膨らませる。茂木氏とは幼稚園から中学校まで同級生。65年以上の付き合いだ。
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