ボールを手に説明する松崎さんとレシーブの姿勢をつくる喜入選手

 バレーボール男子のVリーグ昨季覇者の「サントリーサンバーズ」がこのほど、栃木県宇都宮市の田原西小でバレーボール教室を開き、選手たちが市内の小学生79人に指導した。

 サントリーグループで働く県内外の有志でつくる「栃木から~日本元気プロジェクト」(谷内賢三(たにうちけんぞう)代表)が地域貢献の一環として企画した。

 チームでリベロとして活躍する喜入祥充(きいれよしみつ)選手(29)とチームスタッフの松崎廣光(まつざきひろみつ)さん(37)が実演を交えてレシーブやサーブのポイントを解説。児童らは真剣な表情で聞き入り、練習で試していた。

 河内キッズの6年野田昊雅(のだこうが)キャプテン(12)は「細かい部分もしっかり教えてくれて分かりやすかった」と喜んでいた。指導した2人は「うまくなりたいという向上心が見え、教えがいがあった。昨年の参加者が技術的に進歩していた。今後も続けたい」と話した。