女子76キロ級決勝　米国選手と対戦する鏡優翔＝パリ（共同）
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女子76キロ級決勝　米国選手と対戦する鏡優翔＝パリ（共同）

女子76キロ級決勝　米国選手（左）を破り、金メダルを獲得した鏡優翔＝パリ（共同）
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女子76キロ級決勝　米国選手（左）を破り、金メダルを獲得した鏡優翔＝パリ（共同）

女子76キロ級で金メダルを獲得し、喜ぶ鏡優翔＝パリ（共同）
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女子76キロ級で金メダルを獲得し、喜ぶ鏡優翔＝パリ（共同）

女子76キロ級決勝　米国選手と対戦する鏡優翔＝パリ（共同） 女子76キロ級決勝　米国選手（左）を破り、金メダルを獲得した鏡優翔＝パリ（共同） 女子76キロ級で金メダルを獲得し、喜ぶ鏡優翔＝パリ（共同）

  その瞬間をとびきりの笑顔で迎えたことが何より彼女らしい。いまだかつて日本選手が立ったことのない五輪女子最重量級の頂。その偉業を成し遂げたレスリング女子76キロ級の鏡優翔（かがみゆうか）（宇都宮市出身、サントリー）は「最高に幸せな気分」と輝く笑顔を振りまいた。

　右足、左足の順でマットを踏みしめ２度ジャンプして気合を入れる。ふっと息をつき表情が変わった。技術、体力、精神力－。培ってきた全てを出し切る６分間。「かわいいー」。幕開けを告げるのは彼女に力を与える魔法の合言葉だ。