31日午前7時半ごろ、日光市中宮祠の国立研究開発法人水産研究・教育機構日光庁舎の敷地内で、出勤してきた職員が屋外展示している水槽が割られているのに気づき、その後日光署に通報した。付近には肉球のような痕跡があったことから、同署はクマによる被害とみている。
同機構によると、割られていたのは高さ約70センチ、直径約1メートル20センチの円筒形の水槽2基など6基。このうち2基は全体が壊されており、ひびが入った水槽もあったという。高さ約1メートルの台に載せてあり、中を観察できるようになっていた。ニジマスやヒメマスなどの稚魚を飼育していたという。
現場は中禅寺湖近くの山林で、付近には竜頭の滝があり、クマの目撃が相次いでいる。
全文321文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く