5回、2死一、二塁のピンチで国学栃木の先発・鶴見(中央)のもとに内野陣が集まる=エイジェック

 第106回全国高校野球選手権栃木大会最終日は28日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)で決勝が行われ、石橋が国学院栃木に9-8で競り勝ち、初の夏の甲子園出場を決めた。

粘りに屈し主導権失う

 マウンド上で歓喜する相手チームをぼうぜんと見守った国学院栃木ナイン。前半のリードを生かせず、三浦純(みうらじゅん)監督代行は「投手継投のタイミング、最終回の攻撃とミスは全て私の責任」と背負った。