諦めない茂木、真骨頂　鹿沼商工、痛恨逆転負け　全国高校野球栃木大会第９日

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４回、茂木・手塚の右越え適時三塁打で三走の河又（中央）がホームイン＝清原

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２回、鹿商工の三走・中山が四球押し出しで先制のホームイン＝清原

　第106回全国高校野球選手権栃木大会第９日は21日、宇都宮市のエイジェックスタジアム（県営本球場）と清原球場で３回戦の残り４試合が行われ、国学院栃木、佐野日大、青藍泰斗のシード勢と茂木が勝ち上がり、８強が出そろった。

中盤、怒とうの集中打

　16強で唯一のノーシード勢同士の顔合わせを制したのは茂木。鹿沼商工から鮮やかな逆転勝ちを収め、佐山浩行（さやまひろゆき）監督は「相手は白鴎大足利を倒して勢いがあった。打線はよく流れに乗った」と目を細めた。