【那須塩原】包括連携協定を結ぶ市とコンビニ大手セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)はこのほど、東那須野中体育館で同社とバスケットボールB1宇都宮ブレックスによる出張授業を行った。ブレックスの小川敦也(おがわあつや)選手(22)が講師として参加し、同校の2年生約110人が食について学んだり、バスケットボールに取り組んだりした。
健康や食事について考える機会の提供が目的。同社とブレックスによる出張授業は2回目で、中学校での開催は初めて。
この日、生徒らは同社社員から栄養バランスの良い食事に関する講話を聞いた後、2人一組でボールを使ったミニゲームに挑戦。小川選手らのアドバイスを受け、ドリブルしながらの足でのじゃんけんやシュートなどを楽しんだ。
参加した谷爽太郎(たにそうたろう)さん(13)は「選手のプレーを間近で見られて面白かった。食生活も気にかけていきたい」と話し、小川選手は「子どもたちと触れ合うことで元気をもらえた。今回の体験を入り口にバスケットボールに興味を持ってもらえたら」と願っていた。