2度目の五輪も攻守で活躍が期待される狐塚=6月、大井ホッケー競技場メインピッチ

 競技人生15年で決して忘れられない一場面となった。

 パリ五輪ホッケー女子の出場権を懸けた今年1月、インドでの世界最終予選。「何が起こったか分からないぐらいの感情。うれし涙が自然と出た」。日本代表「さくらジャパン」は3位決定戦で格上の地元インドに競り勝って切符をつかみ、仲間との歓喜の輪の中で泣きながら抱き合った。