前半17分、栃木SCのFW宮崎(左下)がこぼれ球を押し込むが阻止される=カンセキスタジアムとちぎ

 明治安田J2第19節は8日、各地で7試合が行われ、栃木SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで最下位の群馬と対戦し、1-1で引き分けた。これで13試合勝ちなし。前半戦を終えて通算3勝5分け11敗、勝ち点14でJ3降格圏19位のまま。

 試合後、スタンドの栃木SCサポーターから大ブーイング。最下位群馬との「裏天王山」となった北関東ダービーは痛過ぎるドロー。シュート数で16対4と圧倒しながら勝ち切れなかった。後半2分に同点のPKを決めたFW大島康樹(おおしまこうき)も「結果を出さければ厳しい声を受けるのは当然」と硬い表情のままだった。