貸し本棚通じ交流を　小山・スローテンポ書店　建設的議論の場にも　利用者の募集を開始

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貸し本棚を設置したスローテンポ書店スタッフの手塚さん（右）と藁谷さん

　【小山】本を通じて人と人とのつながりをつくろうと、ＪＲ小山駅西口の再開発ビル「ロブレ」地下１階にある「スローテンポ書店」は、今月から店内の一角に貸し本棚を設置し、利用者の募集を始めた。「小さな独立書店」として好きな本を展示・販売してもらい、交流や建設的な議論の場として活用する考えだ。

　貸し本棚は高さ22・５センチ、幅75センチ、奥行き17センチで、８区画を用意した。１区画の利用料は月額５００円。好きな本を自由に並べるほか、絵や自作の文章などを置いて自分自身を表現する場としてもらう。販売する本の価格は利用者が決め、同店に委託する。