水力発電設備の新増設が検討されている湯西川ダム(国土交通省鬼怒川ダム統合管理事務所提供)

 【日光】国土交通省は鬼怒川上流ダム群の一つ、湯西川ダムで水力発電設備の新設や増設に向けた検討を始めた。現在は小規模な発電のみ行っている同ダムで、民間活力を導入して水力発電量を増やしカーボンニュートラル(CN)の取り組みを推進するのが狙い。また水力発電の拡大をきっかけに、ダムが立地する地域の新たな振興策、活性化策にも取り組む方針だ。