那須町湯本の八幡ツツジ群落でヤマツツジが見頃を迎え、高原を鮮やかなピンク色に染めている。
町観光協会によると、群落は標高約1千メートル。23ヘクタールほどにヤマツツジなど約20万本があり、ゴールデンウイーク明けに咲き始めた。あと1週間ほどが見頃のピークの見込み。
快晴となった14日は陽光で花が輝き、新緑や青空、那須連山とのコントラストを織りなした。多くの見物客が木道や展望台から見入り「きれい」などと感嘆の声を上げていた。
友人と訪れた那須塩原市上厚崎、会社員磯富美雄(いそふみお)さん(68)は「花と青空がマッチして圧巻の光景。今年は花の色が濃く、特にきれいに感じる」と話した。