栃木県は2日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。4月22~28日の1週間に報告された感染者は計274人(前週287人)で、1医療機関当たりの平均は3・61人(同3・78人)となり、3週連続で減少した。

 インフルエンザの感染者数は6週連続の減少で、計84人(同225人)。1医療機関当たりの平均は1・11人。

 新型コロナでは、6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは安足で5・82人。県北4・71人、宇都宮3・33人、県東2・63人、県南2・59人と続き、最も少ない県西は2・38人だった。

 年代別では最多の10歳未満が53人、10代52人、30代39人、80歳以上28人などと続いた。