太平洋戦争末期に沖縄県警察部長として県民疎開に尽力した荒井退造(あらいたいぞう)の母校宇都宮高の野球部が3月下旬、沖縄県に遠征し地元の高校と親善試合を行った。野球を通して交流し平和を考えようと、2016年に始まった取り組み。沖縄遠征は新型コロナウイルス禍での中止などを経て6年ぶりに実現。生徒たちは野球ができることに感謝した。
宇都宮市出身の荒井は当時、島田叡(しまだあきら)知事とともに県民疎開に尽力。島田にちなみ、沖縄県高校野球新人中央大会では優勝校に「島田杯」が授与されてきた。16年からは準優勝校に「荒井杯」が贈られている。
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