栃木県庁

 那須塩原市湯宮(ゆぐう)で操業する産業廃棄物安定型最終処分場を巡り、運営会社が住民側の同意書を偽造して県から設置許可を受けたとして、湯宮地区の住民ら12人が福田富一(ふくだとみかず)知事に許可の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(堺徹(さかいとおる)裁判長)は26日までに、県側の上告受理申し立ての不受理を決定した。21日付。一部審理を一審宇都宮地裁に差し戻した東京高裁の控訴審判決が確定した。