県教委が入るビル

 閉舎が延期された那須、栃木の両特別支援学校寄宿舎の問題を巡り県教委が設置した有識者検討会は18日、県庁で会合を開き、寄宿舎について「発展的に解消することが適当」とする報告書をまとめた。県教委は報告書を踏まえ、2024年度から寄宿舎の今後に関して検討に入るとしている。

 両校の寄宿舎を巡っては、県教委が21年11月に23年3月末で廃止する計画を公表。その後、保護者らによる存続運動があり、県教委は閉舎を延期して23年8月に検討会を設置した。