バレーボールの第76回全日本高校選手権大会は5日、東京体育館で男女の2回戦が行われ、県勢は男子の足利大付(5年連続43度目)が2年ぶりに、女子の国学院栃木(2年ぶり37度目)は8年ぶりに3回戦へ進出した。
足利大付は大分県代表の大分南(3年ぶり3回目)に2-0で快勝した。第1セット、レフト川田夢叶(かわだゆうと)、立木優太(たつきゆうた)の2年生コンビがチームをけん引し25-20で先取。第2セットは3年生のライト相田和真(あいだかずま)が奮起して25-17で奪い、2戦連続ストレート勝ちを収めた。
国学院栃木も愛媛県代表の今治精華(初出場)に2-0にストレート勝ちした。立ち上がりからライト檜山知花(ひやまちはな)主将やレフト木下紗希(きのしたさき)らの強打で主導権を握って、第1セットを先取。第2セットは中盤までは競り合ったものの、檜山主将やレフト星優凜(ほしゆりん)らの強打などで突き放した。
大会第3日は6日、同会場で男女の3回戦と準々決勝が行われ、足利大付は神奈川県代表の川崎橘(2年ぶり20回目)と、国学院栃木は山口県代表の誠英(34年連続44度目)と対戦する。