東京商工リサーチ宇都宮支店が27日までに発表した11月の県内企業倒産整理状況(負債総額1千万円以上)は、倒産件数が前年同月比5件増の11件、負債総額は83・3%増の12億7800万円だった。1〜11月の倒産件数は計106件となり、年間累計は2018年以来5年ぶりに100件を超えた。新型コロナウイルス対策で政府が進めた実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が本格化している上、原材料やエネルギー価格も高騰しており、同支店は「飲食業を中心に、経営体力が乏しい中小企業や小規模事業者の倒産が増えている」と分析する。
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