県保健福祉部は18日、県北健康福祉センター管内の認定こども園でノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生し、園児ら30人が感染したと発表した。 同部によると、園児28人と職員2人が7〜17日、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。状況を知った同センターが18日に4人の検体を検査したところ、全員からノロウイルスが検出された。重症者はなく、全員が快方に向かっているという。 県内では今年、感染性胃腸炎集団発生(30人以上)の報告数が13施設に上っている。