延長1分、バックスのFW寺尾(左)がシュートを放つ=横浜市のコーセー新横浜スケートセンター

 アイスホッケーの第91回全日本選手権第3日は9日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで準決勝2試合が行われ、HC栃木日光アイスバックスは延長戦の末に2-1でRE北海道を下し、優勝した2019年以来4大会ぶりの決勝進出を決めた。

 バックスは1点を追う第1ピリオド(P)14分46秒、FW大椋舞人(おおむくまいと)のゴールで追い付いた。続く第2、3Pは互いにチャンスを生かせず、1-1のまま突入した延長1分4秒、FW寺尾勇利(てらおゆうり)が右サイドからスティックを振り抜き、値千金の決勝ゴールを挙げた。 大会最終日は10日午後1時35分から、同会場で決勝が行われ、バックスは連覇を狙う東北と激突する。