栃木県は5日までに、県ニホンジカ管理計画(7期計画、2024~29年度)の素案をまとめた。シカの生息数が高水準で推移しているため、年間捕獲目標を現計画の8千頭から1・4倍の1万1500頭に引き上げるとした。本年度末までに生息数を13年度末比で半減するとしていた目標も、5年後の2028年度末まで先送りする。
計画は野生動物による農林業被害の軽減や、生物多様性の保全を図ることを目的に策定している。県の調査によると、22年度末のシカの生息数は2万8700頭で、19年度末のピーク時(3万6千頭)からは年々減少している。4年連続で捕獲数が1万頭を超えたことが要因とみている。
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