JCL個人総合3位と意地を見せた宇都宮ブリッツェンの谷。来季は主力退団の穴を埋める活躍が求められる

さいたま那須サンブレイブでエースの役割を果たした吉岡。来季は若手の台頭がチームの鍵を握る

JCL個人総合3位と意地を見せた宇都宮ブリッツェンの谷。来季は主力退団の穴を埋める活躍が求められる さいたま那須サンブレイブでエースの役割を果たした吉岡。来季は若手の台頭がチームの鍵を握る

 自転車ロードレースの年間シリーズ戦「ジャパンサイクルリーグ」(JCL)は11月に最終戦の「ツール・ド・おきなわ」が行われ、今季の全日程が終了した。県勢は宇都宮ブリッツェンが団体総合3位、さいたま那須サンブレイブが5位と、共に未勝利に終わった。両チームの今シーズンを振り返る。

 国内の国際自転車競技連合(UCI)ポイント、JCLポイント付与対象は全22レースだったが、ブリッツェンは2013年以来10年ぶりの未勝利。今季から指揮官を務めた西村大輝(にしむらひろき)監督は「0勝は悔しい。反省しなければいけない」と不本意なシーズンだったことを認めた。