12月2日に鹿沼市内で初めて開催される「かぬまシウマイ博覧会」(鹿沼商工会議所主催)。会場の鹿沼市役所駐車場に集まるのは、いずれも「かぬまシウマイ」を売り出す実力店ばかり。開催日を前に、参加店の魅力をお届けする。

 シウマイのまちおこしを目指す市内に店を構えるだけに、各店とも多彩な看板商品を持つ。例えば「ラーメン山いち」(西茂呂3丁目)の「チャーシウマイ」は、4日かけて手作りしたチャーシューをあんに包み込んでいる。

 市のブランド食材を使ったぜいたくな1品も。地域密着の老舗精肉店「鹿野精肉店」(玉田町)が販売する「かぬま和牛焼売」は、シウマイの上にかぬま和牛のミニステーキを載せた。

 JR鹿沼駅前のテイクアウト専門店「笑福シウマイ」(上野町)は、素材へのこだわりが光る。国産豚の赤身を使用しているため、高タンパクで低い脂質。タマネギは旬に合わせ、栃木県産と北海道産を使い分けているという。

 あま〜い“シウマイ”も。「創菓工房Matsuya」(下沢)の「シューうまい」は、見た目はシウマイのシュークリーム。カスタードクリームと肉に見立てたマロングラッセを牛皮で包み、カボチャの種をグリーンピース代わりに添えている。

 このほかにも、鹿沼商工会議所の開設するサイト「かぬまシウマイドットコム」には、スーパーマーケットの「八百半フードセンター」、「あぜみち鹿沼店」、「だがしやMR」、「コッペパン専門店 JOURNEY鹿沼店」、「Mom,s kitchen」などの出店も公表されている。

 シウマイ蒸し器のPRスペースや、シウマイペンダントを扱うアクセサリー店のスペースも設けられる。食べるだけではないシウマイの魅力が楽しめそうだ。