その拳に五輪への「覚悟」を込めた。気持ちで負けた杭州アジア大会(9月)の姿はもうない。打たれようが構わず前に出て、吉澤颯希(よしざわさつき)(白鴎大足利高-日体大)は再挑戦権を得た。
157センチながらがっしりとした体。持ち味の力強い攻撃で圧倒した。過去の対戦で2回RSC勝ちした相手に対し「今回は1回で終わらせる」。その言葉通り試合時間はわずか2分11秒。2度目のダウンを奪った左ストレートは相手の防具の一部を吹き飛ばす威力だった。
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