8回、同点で1死一、三塁のピンチを迎え、作新の岩出(右)が石毛に声をかける=神宮球場

 第54回明治神宮野球大会最終日は20日、神宮球場で高校の部決勝などが行われ、本県の作新学院(関東)は星稜(北信越)に1-3で競り負け、準優勝だった。

 先輩たちがなし得なかった偉業まであと一歩、届かなかった。県勢初の決勝進出と快進撃を支えた作新学院の捕手岩出純(いわいでじゅん)は「負ければ捕手のせい」と背負いつつ、前を向いた。