障害があっても、家族で楽しく生きている姿を知ってほしい-。「SmileMom」の屋号で、アクセサリー作家として活動する小豆畑文奈(あずはたふみな)さん(39)=那須烏山市在住=は、脳性まひがある長女結花(ゆいか)さん(11)=南那須特別支援学校5年=の描いたイラストをバッグやポストカードなどの作品にして、県内外のイベントやマルシェで披露している。「かわいい」と好評で、親子にとって障害の壁を越える機会になっている。
結花さんは2012年、738グラムで予定日より3カ月近く早く生まれた。新生児集中治療室(NICU)に4カ月ほど入院し、保育器でチューブがつながれた娘の姿に「『小さい』としか言葉が出ず、涙したのを覚えている」と思い返す。
早く生まれた分、発達が月齢に合わないと理解していたが「ただ遅れているだけでなく、違和感があった」。脳性まひがあると分かったのは、2歳になってからだった。
残り:約 573文字/全文:983文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く