7回、六つ目の三振を奪い会心の表情を見せる作新の先発・小川哲=県営

 第76回秋季関東地区高校野球大会第3日は23日、県営球場で準々決勝2試合が行われ、本県1位の作新学院は7-2で帝京三(山梨2位)に快勝し4強入り。来春のセンバツ甲子園出場が有力となった。

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 作新学院は初回、無死二、三塁とすると、土井雄一郎(どいゆういちろうの左犠飛、広田瑠稀哉(ひろたるきや)、小川亜怜(おがわあれん)の適時打で3点を先制。七回は粒良大輝(つぶらだいき)の犠飛、小森一誠(こもりいっせい)の適時打で2点を加え、八回は小川亜の2点適時三塁打で突き放した。

 先発の小川哲平(おがわてっぺい)は要所を締め、7回3安打無失点と好投。2番手・石毛虹晴(いしげこうせい)は八回に2点を失ったものの、九回は無失点に抑えて粘る帝京三を振り切った。

 大会第4日は24日、同球場で準々決勝の残り2試合が行われ、4強が出そろう。作新学院の次戦は大会第5日の28日午前10時から、同球場で常総学院(茨城1位)と準決勝を戦う。