ラオス日本センター入り口に立つ関さん。ガラスには富士山や着物姿の人などが描かれている=9日午後、首都ビエンチャンのラオス国立大

 首都ビエンチャン中心部から北へ約10キロ、所々未舗装の道路をワゴン車で進んだ。路面はでこぼこで、時々お尻が座席から跳ね上がった。

 目指したのはラオス国立大の構内にあるラオス日本センター。2001年に日本の政府開発援助(ODA)で設立された。同国のビジネス人材の育成、日本企業とのネットワーク構築などを支援する。文化交流などにも取り組み、両国の相互理解を促進する役割も担っている。