宇都宮地方気象台は15日午前11時48分、「台風7号に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は、台風の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、16日夜遅くにかけて大雨となるところがある見込み。気象台は、低い土地の浸水や河川の増水に警戒を呼びかけている。

◇再審の防災情報・気象警報

 気象台によると、台風は午前10時現在、和歌山市付近を時速約15キロで北西に進んでいる。15日夜にかけては近畿地方を、17日にかけては日本海を、それぞれ北上する見込み。

 県内で予想される1時間降水量は、15日が多いところで約40ミリ。16日は約30ミリ。予想される24時間降水量は、16日正午までに多いところで約100ミリ、17日正午までに50〜100ミリ。一方、雨雲が予想以上に発達した場合や停滞した場合は、警戒級の大雨となる恐れもある。