県に財政支援の要望書を提出する自治医大付属病院と獨協医大病院の担当者(左2人)=10日午後、県庁

 原油価格の高騰などによる電気、ガス代の上昇が続く中、自治医大、獨協医大の2大学病院が連名で10日、財政支援を求める要望書を福田富一(ふくだとみかず)知事宛てに提出した。両病院とも光熱費だけで年間約5億円の支出増が見込まれ、担当者は「自助努力では限界があり、このままでは地域医療に影響を来しかねない」と危機感を示した。

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