宇都宮地裁

 那須塩原市で2021年12月、自宅で同居女性を包丁で刺し殺害しようとしたなどとして、殺人未遂罪に問われた同市、無職被告(56)の裁判員裁判論告求刑公判が18日、宇都宮地裁(古玉正紀(こだままさのり)裁判長)で開かれた。検察側は「強い殺意が認められる」などとして懲役10年を求刑。弁護側は起訴内容を一部否認しており、懲役3年以下の判決を求めた。