栃木県庁

 第3期県立高校再編前期実行計画案は、急速な少子化に対応しつつ、多様化する教育ニーズへの適応を目指す内容となった。「未来志向で新しい学びの場をつくる」。阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長は記者会見で“攻め”の側面も強調した。

 象徴となるのが職業系専門学校の統合だ。産業界での異業種連携などを踏まえ、複数学科の横断的学習を通じて「幅広い分野の知識を持つ柔軟な発想ができる人材を育てる」のが狙いという。